『蛇の道』”拉致シーン”本編映像



監督:黒沢 清×主演:柴咲コウ
時と国境を越えて辿り着く、完全版“リベンジ・サスペンス”『蛇の道』より、黒沢清監督も驚愕した柴咲コウの俊敏な動きを捉えた本編映像が解禁!

今回解禁された本編映像は、アルベールと彼の復讐に協力する小夜子が、とある財団の関係者を拉致するシーンを切り取ったもの。
人が入った大きな袋を持った二人が森の中を駆けずり回るこの印象的なシーンは、メインビジュアルにもなっており、同時にオリジナル版も想起させる。
このシーンの撮影では、長回しのワンカットが多用されており、さらに袋の中には本当に人が入っていたため、演じる柴咲とダミアンはかなり体力を消耗し、苦労したシーンの一つだったという。
また、映像の最後には人の入った袋を車のトランクに積み、発車する場面が収められているが、ここで黒沢監督は柴咲のある俊敏な動きに驚かされたという。
「実は、柴咲さんがアクションをどこまでできるのか正直分からなかったんです。でも、やってみたらスゴくて。相手を押さえ込んだり、物を投げる動きが動物のように俊敏で、獰猛な感じがする。それこそ、車に乗って発車させるまでの速さは映画史上最速です(笑)。シートベルトを締めてからエンジンをかけ、ギアを入れて出発する動作は、誰がやっても時間がかかるんです。ハリウッド映画でも編集で大抵ごまかしているんですが、柴咲さんはとても速く、ワンカットで撮ることができたんです」と。普段から体幹を鍛えているという柴咲が、体格差のある男たちを押さえつける見事なアクションは必見だ。

アルベールの娘は、誰に、なぜ殺されたのか。財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真相とは?世界的映画監督・黒沢清が仕掛けるリベンジ・サスペンスを是非スクリーンで堪能していただきたい。

柴咲コウ ダミアン・ボナール
マチュー・アマルリック グレゴワール・コラン 西島秀俊
ヴィマラ・ポンス スリマヌ・ダジ 青木崇高
監督・脚本:黒沢清
原案:『蛇の道』(1998 年大映作品)
製 作:CINEFRANCE STUDIOS KADOKAWA
製作国:フランス ⽇本 ベルギー ルクセンブルク/113 分
配給:KADOKAWA
© 2024 CINÉFRANCE STUDIOS ‒ KADOKAWA CORPORATION ‒ TARANTULA

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