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映画「きいろいゾウ」（2013年2月2日公開）の完成披露試写会が東京都内で行われ、夫婦役を演じた女優・宮﨑あおい、俳優・向井理らキャスト陣と、原作の西加奈子氏、監督の廣木隆一氏らが登壇しました。
本作は、2006年に発表された西氏による同名ロングセラー小説を、「余命1ヶ月の花嫁」（09年公開）などで知られる恋愛映画の名手・廣木監督によって映画化したもので、主人公は出会ってすぐに結婚したツマ（宮﨑）とムコ（向井）。互いに秘密を抱えながらも、2人は幸せな日々を過ごしていたが、1通の手紙がきっかけで、その関係が大きく揺らぎ始める。
原作小説の帯に「いつかツマを演じてみたい」と寄せていた宮﨑は「役をもらった時は『きいろいゾウが来てくれた！』と、何よりもうれしかった。台本を頂いた時は25、6歳でしたが、そんな自分が27、8歳の設定の役を演じられるようになったんだなと実感しました」と感慨深げ。ムコ役の向井は「元々西さんのファンで、この小説もファンタジーの描写や人と向き合う姿勢などが心に残る作品だと感じていました。原作を読んで想像したムコのビジュアルは僕とは違っていたので、内面から醸し出して、器の大きい旦那さんを演じられるように心掛けました」と話しました。
共演して感じた互いの印象について、宮﨑は「同じように感情が揺れて、同じ空気を共有することができたので、とてもお芝居がやりやすかった」、向井は「とても芯が強く、ツマのように行き過ぎなくらい真っすぐな方でした」と明かしました。
◎公開初日舞台あいさつの模様は、http://youtu.be/-ZNzywHTew4でご覧いただけます。
＜関連サイト＞
映画「きいろいゾウ」公式サイト
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