【北川景子】『肉体改造したい』55歳からの目標を明かす



中井貴一さん主演の映画「大河への道」先行プレミア上映イベントが行われ、中井さんのほか、松山ケンイチさん、北川景子さん、岸井ゆきのさん、和田正人さん、溝口琢矢さん、平田満さん、橋爪功さんが登壇。
企画段階から『プロデューサー』としても関わった中井さんは、コロナ禍で上映延期となったこともあり“今日という日を迎えられたことが、とっても感無量です”と、あいさつしました。

作品は、立川志の輔さんの新作落語「大河への道 -伊能忠敬物語-」を基にしたもので、伊能忠敬を主人公にした大河ドラマを作ろうと悪戦苦闘する市役所の職員らの姿と、日本地図作成に隠された秘話を描く物語です。

中井貴一さんは、88年大河ドラマ「武田信玄」で主演。松山ケンイチさんも12年大河ドラマ「平清盛」で主演。他のメンバーも全員大河ドラマ出演経験者と超豪華メンバーながら、松山さんは“特に大河ドラマに出てたからといって、この映画に関係ないですね。「大河への道」っていうのは、もっと壮大な、日本人だけじゃない、人ってどう生きていくべきなのか。人生を教えてくれそうな映画というか、そういうタイトルに見えたんですけど、そっちね、という感じでした“と苦笑い。

それでも「平清盛」で親子役を演じた中井さんとは、共演以来プライベートでも親しいそうで“貴一さんと話してると僕、ずっと笑ってるんですよね。こんなに笑わせてくれる方って今までいなかったので、なんでこんなに面白いんだろうなって、ずっと思ってて”と、大河ドラマで築いた関係が今回の映画作りで功を奏した様子。

そんな2人を見ていた北川さんも“本当にずっと笑ってて、なんか子ども同士がずっとじゃれてるみたいな。すっごい楽しそうでした。うらやましいなと思って“と、中井さんと松山さんの仲の良さをうらやむ場面もありました。

また、55歳から地図作りを始めた伊能忠敬にちなんで『55歳になったら始めたいこと』を聞かれた北川さんは“肉体改造したい”と答え、驚く共演者らに“だんだん体が衰えていくじゃないですか。逆行したいなと。55歳からさらに若返るみたいな。山登りとかしたいです。ムキムキじゃなくて、(体の)中から変える”と説明していました。

最後に中井さんは、コロナ禍でエンターテインメントの世界がつらい状況にあったことを訴え、“僕たちもそれに負けないように、映画も演劇も続けていきたいと思っています。でも、それを支えてくれるのはお客様しかいません。お客様が見ず知らずの人と同じものを見て、笑ったり泣いたりしてくださる。その勇気を持っていただくことが、映画産業や演劇産業が続いていく力になりますので、ぜひ映画館に来ることを恐れないで足を向けていただきたいと思います”と、真摯に訴えていました。

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